●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その106。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

(シロノワール)

 はちきんキッズの予期せぬ動き。
つまり帯屋町大西時計店への闖入という事態に見舞われ、はちきんの心に浮かんだ

(シロノワール)

という言葉。

(シロノワール)

しかしここではちきんは一人怪訝な表情となった。

(おりょ?シロノワールち、何やったかにゃあ??)

「シロノワール」という言葉は止めどなく溢れ心を占拠しかかっているのに、それが何だったか思い出せない。
 思い出せねば思い出せないほど、はちきんの心を「シロノワール」が不法占拠していく。

(ああ~?しょうむかつくよ!シロノワールち何なや!キーッ!!!)

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!