●末尾ルコ「スポーツ美学論」~錦織圭は初戦敗退!ウージニー・ブシャールはロッカールームで転倒して棄権!!波乱の2015全米オープンテニス!

驚きました。
わたしが応援しているカナダの女子テニス選手ウージニー・ブシャール。
二〇一四年はウィンブルドン準優勝を果たすなど、その端麗な容姿と相俟って、「世界テニス界に新スター出現!」と誰もが思いました。
顔立ちもプロポーションも文句なしの美貌で、しかもハードヒッターというカッコよさ。
二〇一四年の活躍ぶりから二〇一五年はさらに進歩、セリーナ・ウィリアムズ、マリア・シャラポワ、そして同じく新世代の女王候補ルーマニアのシモナ・ハレプなどどともにテニス界を引っ張ること間違いなし!
と、誰もが思っていて、わたしもそう思い、期待していたのですが、何と二〇一五年全仏、ウィンブルドンで初戦敗退!!!!
ええ?
初戦敗退??
しかもグランドスラム2大会連続で。
わたしの中ではブシャールは既に「いつでも普通に準々決勝くらいまでは進む選手」と化していただけに、まるで悪夢の中に迷い込んだような気分だったのです。
瞬く間に最高5位まで上昇したWTAランキングも瞬く間に20位以内からさえ外れ、(2015年はもうダメかなあ・・・)という雰囲気を漂わせながらの全米オープンだったんですが3回戦まで突破。
しかもブシャールのトーナメントゾーンにさほどの強敵はおらず、臥薪嘗胆!捲土重来!!
ジェニーの逆襲が始まったぞ!!
と盛り上がりかかったところで、

「ロッカールームで滑って転倒、脳震盪で4回戦棄権」という驚愕のニュース。
さて皆様、わたくしの気持ちがしゅこしはご理解いただけたでしょうか?