●末尾ルコ詩D「猫、モディアノ」篇。

「猫、モディアノ」

「迷子たちの街」で「さびしい宝石」は「ある青春」を過ごしながら「嫌なことは後まわし」にして「失われた時のカフェ」で「1941年。パリの尋ね人」を探しながら、「暗いブティック通り」で「イヴォンㇴの香り」を嗅いでいたそうな、とパトリック・モディアノが思ったかどうかは定かではない。

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ぼくの素敵なネコに
モディアノの一ページなんぞを
朗読してあげたいのさ!