●末尾ルコ詩D「猫、歴史」篇。

「猫、歴史」

食パンとハムを食べながら
ぼくは当然ハムのことを考える
そしてセムのことをも
セムとハム
セムとハム
呪文のように呟く
ある豚肉の切れ
ああ、セムとハム
セムとハム

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくは新たな歴史を創るのさ!