●末尾ルコ詩D「猫、楽器」篇。

「猫、楽器」

朝から
ケンドリック・ラマーを聴き
見ると、
地の底から湧き出るがごとき
憤激的な力を受信する
なにせ前夜
サント・コロンブとマラン・マレの映画を
観たこともあって

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
ぼくは言葉を
どんな楽器にも負けないように
使う