●末尾ルコ詩D「猫、ムグルッサ」篇。

「猫、ムグルッサ」

スペイン内戦の時
ガブリネ・ムルグッサはどこにいたの?
フランコ将軍がやってくるという時に
ガルビネ・ムグルッサは
どこで何をしていたの

少なくともぼくの想像では、
ムグルッサは
スペインの大地を踏みしめてないまでも
北アフリカからの熱い大気を感じながら
時にカルタゴの溜め息さえも感じながら
ロルカの詩を読んでいたはずだ
三日月を背後に

・・・・・・

ぼくの素敵なネコのために
毎日詩を創り
読みたいのさ、
三日月を背後に。


(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)