●末尾ルコ詩D「猫、ベルギー」篇。

「猫、ベルギー」

ブルュッセルからアントワープへ
さらにブリュージュへと至った時
そこはかつて胸に育てられた
牧歌的な空間でも
煌びやかな空間でも
あったわけだが、
ジョルジュ・ローデンバックの描いた
死の香りとは
異なる
危険な香りとなっていたわけ

・・・・・・

ぼくの素敵なネコを
どんな危険からも
守ってみせるさ!


(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)