●アリシア・ヴィキャンデル、スウェーデン料理、名前の発音。

末尾ルコ「映画俳優演技論」

スウエーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。
と言うか、わたし時にヴィキャンデルを「デンマーク出身」と勘違いすることがあったような。
アリシア・ヴィキャンデルを一気に世界のスターにした映画『リリーのすべて』がデンマークの話だったこともあるかもしれないし、共演もしているマッツ・ミケルセンがデンマーク出身だということもあるかもしれない。
はい。
アリシア・ヴィキャンデルは、スウェーデン出身です。

スウェーデンは映画史上に輝く、グレタ・ガルボ、イングリッド・バーグマンの2大大大映画女優を輩出しており、映画監督もイングマル・ベルイマン、ラッセ・ハルストレムとか。
そう言えば、スウェーデン映画に『みじかくも美しく燃え』というのがあって、監督はボー・ヴィーデルベリで挿入曲にモーツァルトの『ピアノ協奏曲第21番』がとてもフィットしていて・・・。
そしてわたしの最近の愛読書である『バラバ』の原作者ペール・ラーゲルクヴィストもスウェーデン人のノーベル文学賞作家。
かようにスウェーデンは芸術文化レベルの高い国なのである。
もっとも、(イプセンもスウェーデン人だったよなあ~)とふと思ったが、ノルウェー人だった。
確認は大切です。

ところでアリシア・ヴィキャンデル。
日本では、「アリシア・ヴィカンダー」と表記するメディアもあるが、例えば、YouTubeで「Alicia Vikander Correctly Pronounces Her Name」とタイトルが付けられた動画を見てみると、本人が「こう発音するんです」と自分の名前を言っており、日本語ではほぼ

「アリシア・ヴィキャンデル」で間違いない。

「ヴィカンダー」より「ヴィキャンデル」の方が語感がずっといいし、各メディアとも「ヴィキャンデル」に統一すべきだ。

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