●没後25年、『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』が日本でも発売!

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

フランス人BD作家による伝記コミック『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』が日本でも11月に発売されるという。
BDというのは「バンド・デシネ」の略で、「フランスの漫画」と言えば早いのだが、日本製の漫画については「manga」が既にフランス語として浸透しており、「BDと漫画は似て非なるもの」として認識されている。
レア・セドゥ、アデル・エグザルショプロス主演の『アデル、ブルーは熱い色』の原作もBDだ。
セルジュ・ゲンズブールは没後25年だということだけど、その歌が古くならないことには驚く。
映像でちらっと見ただけでもゲンズブールのカリスマ性はダイレクトに伝わってくるけれど、その歌、そして声にもカリスマ性は確かに十分に感じられる。

『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』は、限定生産1500部だという。


●ある日、BOOK OFFで『タイガーマスク』が108円で販売されていたので買ったみたのだ。
(おれは何してるんだ??)という気もしないではなかったが、しかし今読んでみると、原作漫画とアニメでは画のタッチがまったく違う。
アニメのラフでハードなタッチが好きなのだが、漫画は登場人物が丸っこいですなあ。

などと感じたある日のことだった。