●末尾ルコ「世界女子テニス界の大きな課題を考える」

末尾ルコ「テニス観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

世界女子テニス界の大きな課題は何でしょう?
さあ、あなたはどう思いますか?
そう、世界女子テニス界の大きな課題。
何?興味がない??
興味を持てえい!
あるいは、
興味がなくても、答えいいいいい!
おっと、つい乱暴な言葉遣いになっちまったねえ。
末尾ルコの、馬鹿!
いや、

「俺は素敵な馬鹿だあ!」(杉本佐一風に)
ちなみに「杉本佐一」とは漫画『ゴールデンカムイ』の主人公であり、その極め台詞が、「俺は不死身の杉本だ!」である。

ところで、「世界女子テニス界の大きな課題」である。
そう、

「マリア・シャラポワ、セリーナ・ウィリアムズに続くスーパースターの出現」

これにつきる。

マリア・シャラポワとセリーナ・ウィリアムズのスーパースターぶりがあまりに頭抜けていて、この2人の域に近付く者さえいないというのが実情だ。
「強い」だけが条件ではない。
「テニスに興味のない人にまで名前が知られている」

これがスーパースターの条件である。
ここ数年で言えば、その最有力候補だったウジェニー・ブシャールがロッカールームでの転倒事故も含めて絶不調に陥り、いまだ復調の兆しなしなのが痛い。
しかしどんなジャンルでも、その発展のためには必ず「スーパースター」の存在が必要だ。
さて、誰が?

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