●ブログで人気の北別府学が、「実は永久欠番にしてほしかった」と心情を吐露。

末尾ルコ「スポーツ観戦で知性と感性を鍛えるレッスン」

はい。
ブログで人気の北別府学が、「実は永久欠番にしてほしかった」と心情を吐露。

そう、広島カープの大エースだった北別府学はずっと自分の背番号を「永久欠番にしてもらえないのかな」と、ややわだかまりがあったけれど、この度黒田博樹が永久欠番となった際に、「北別府さんなど偉大な選手がいらっしゃるのに」という意味のコメントを出し、要するに「昭和の大エース」に大いなるリスペクトを示したのを知り、北別府本人も、「黒田が永久欠番になってよかった」と納得した。

このような流れなわけだ。
この辺りの心理は北別府本人しか理解できない微妙な綾だけれど、野球ファン(特にカープファン)からは概ね好意的に捉えられている。

当ブログでも何度か書いているが、現在日本プロ野球をほぼ観ていないわたしだが、かつては広島カープ熱烈応援だった。
その中でも最も好きだった選手が北別府学で、「近頃北別府がブログで人気」という情報には嬉しい驚きだった。

「昭和のプロ野球」とは「昭和のプロレス」と同様に、現在とまったく違う状況の中に置かれていて、そうした話もまたしていこう、北別府学を中心として。