●末尾ルコ「オリビア・ニュートン・ジョンの『そよ風の誘惑』をあらためて名曲だと感嘆しながら、さて、日本のヴォーカリストは?」

末尾ルコ「音楽で知性と感性を鍛えるレッスン」

YouTubeでオリビア・ニュートン・ジョンの『そよ風の誘惑』(Have You Never Been Mellow)を見て聴いて、やはり素晴らしい曲だなあと。
オーストラリア人のオリビア・ニュートン・ジョンは『そよ風の誘惑』や『ジョリーン』のヒットで日本では早くから広範な人気を博していたが、米国を中心とした「ワールドワイドでの人気」という意味では、映画『グリース』や曲で言えば『フィジカル』の辺りだろうけど、個人的にはこれらの曲がいいものとは思えず、『そよ風の誘惑』はやはり素晴らしいなあと。
などと思考しながら、ふと(日本のヴォーカリストで誰が一番凄いだろう)という疑問に突き当たった。
フランス人の友人フェノン(仮名)とセルジュ・ゲンズブールなどについて語り合うことも多いことであるし。
ゲンズブールは作詞・作曲・アレンジの才能も図抜けているが、まずはヴォーカリストとしての魅惑が世界でも稀なほどである。
日本人の場合、どうしても声質が細くなりがちで、その辺りをどう捉えるかというのもあって。
さて・・・。

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