●「嵐」と言えばジャニーズではなく、『変身忍者嵐』のことである。

末尾ルコ「昭和文化史で知性と感性を鍛えるレッスン」

そう。
「嵐」と聞いて、櫻井翔だの二宮和也だのを連想しているようでは素人だ(←何の?)。
「嵐」と言えば、当然『変身忍者嵐』である。
そして『変身忍者嵐』のヒロイン「カスミ」は林寛子である。
ところでどうやらまた記憶違いだったようだが、『変身忍者嵐』の林寛子と「カモン・ベイビー」の頃の林寛子は同時期だと思っていたけれど、前者は1972年、後者は1976年と、だいたい4年の差がある。
そしてもう一つ重大な事実を発見した。
『変身忍者嵐』と同時期に『快傑ライオン丸』という、同様に「変身もの子ども向け時代劇」が放送されていて、そちらのヒロインも魅力的だったと記憶し続けていたが、所詮は頑是ない子どものわたしが(いいなあ)と感じていたくらいのものだ。
最近YouTubeで確認したら、さほど魅力的でもないのである。(個人的感想です)
「沙織という名のヒロインで、九条亜希子という女優が演じていたらしいが、どうやら代表作は『快傑ライオン丸』のようである。
ふうむ。(虚空を見つめる末尾ルコ)

「日本人の強く豊かな言葉を育てる必要」
 多くの人は友人・知人の方々に何らかの医療行為を勧めたことがあると思います。例えば、「あの病院のあの先生、すごくいいらしいから、絶対行きなさい」といったことです。こうした言葉はもちろんほとんど善意から発せられているのでしょう。しかし本気で自分、そして相手の命を大切に思っているのであれば、こうした言い方は慎む方向へ進まねばなりません。ある医療行為がある人に対して効果があったとして、それが万人に当て嵌まるとは限らない。人間の身体は一人ずつ異なるものなのです。「あの病院のあの先生、なかなか評判がいいらしいよ」くらいの客観的評価に留めておくのが適切な情報シェアと言えるでしょう。
「言葉は時に人間の命を奪う」・・・これは特に医療情報に限らなくても、人間が社会生活を送る上での大きな真実です。世界的にも無神経で暴力的な言葉がもてはやされる状況が育ちつつあります。私たち日本人はより「強く豊かな言葉の文化」を育てることで、人間の尊厳を奪うような言葉の風潮に対抗していかねばなりません。