●実はとても不可解な「かっぱえびせん」に関する詩的考察。

末尾ルコ「食で知性と感性を鍛えるレッスン」

今回はちょっとヘンなお話ですが、
あ、いつもヘンか!(ふふふ)
「かっぱえびせん」。
そう、カルビーの「かっぱえびせん」、ありますよね。
昔から「やめられない、とまらない」の宣伝コピーで日本社会に膾炙している「かっぱえびせん」。
わたしもたまに食べるのだが、時に大きな疑問を持つことが。
(おれはなぜ「かっぱえびせん」を食べているのだろう?)
そう。
食べ始めるとついつい続けて手が出る「かっぱえびせん」ではあるが、「好きか?」と問われても、「好きだ」とは答えられない。
「美味いか?」と問われても、「美味い」とも答えられない。(個人的感想です)
それなのにいつの間にか家の中に在る。
いつの間にか袋を開け、つまんでは口へ運んでいる。
例えば一正蒲鉾の「カリッこいわし」であれば、明らかに欲しくて買い、食べたくて食べているといのに。
「かっぱえびせん」よ。
あまりに日常的なその存在よ。
一体お前は何なのだ?