●ハーリー・レイスに極め台詞「"I dont need pumped up baloney, I'm already a man"」を言わせたスーパースター・ビリー・グラハムのヴィジュアルインパクト&土佐弁講座付。。

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

ハーリー・レイスの極め台詞。
「"I dont need pumped up baloney, I'm already a man"」(俺にそんな駄法螺は日露無いぜ。俺はとっくに男だからな)
暗記しましたか?
ついでながら、ナチュラルな土佐弁で言えば、次のようになります。

「俺にそんなようだいはいらんぜよ。俺はとっくに男やきにゃあ!」

で、この台詞を、ある意味ハーリー・レイスから引き出したのがスーパースター・ビリー・グラハムです。

スーパースター・ビリー・グラハムがWWWFの試合、MSG〈マジソン・スクエア・ガーデン〉で台頭してきた時期は大きなインパクトがありました。
と言っても、動く映像では観られたわけではなく、基本的に海外のプロレスは月刊のプロレス雑誌でしか目にできなかった。
派手なジェスチャーで観客を煽るマネージャー(グラン・ウィザード)を従え、自らもサイケなロングタイツを着用し、ムキムキのボディビル筋肉を誇示する姿。
プロレス雑誌のグラビアやピンナップになっていたその姿は、いまだに脳裏に濃く濃く焼き付いています。