●2017年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に河瀨直美監督、永瀬正敏主演『光』が!

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

五月と言えば、カンヌ国際映画祭。
ですよね?
2017年カンヌ国際映画祭、つまり今年のカンヌでは、

河瀨直美監督の『光』が、

コンペティション部門に入っています。

そう、『光』が。

コンペティション部門は言うまでもなく、最高賞である「パルムドール」を争う部門であり、毎年熾烈な争いの中、この部門に入るだけでも大変な名誉であり、国際的にも注目されるわけです。

河瀨直美の作風は、実はあまり好きではなかったんですが、前作の同じく永瀬正敏主演で撮った『あん』がとてもよかったもので、『光』にも大いに期待しています。

特に『あん』では永瀬正敏がよかった。

日本映画界を支え続けてきた永瀬正敏、今、新たな全盛期に入っています。