●斉藤由貴の不倫などに何のニュースバリューもない。「不倫ネタ大好き」な「愚民」にならないようにしようネ!

末尾ルコ「社会批判で、知性と感性を鍛えるレッスン」

しかしまあ、不倫不倫と雑誌やらネットやらはそんな話題が大好きですな。
わたしの意見としては、社会通念としては、不倫はすべきでない、です。
一般人の間で不倫が当たり前とかいう状態になったら、社会が混乱するのは目に見えていますから。
そして芸能人なども同様に、「不倫はしない方がいい」・・・けれど、「不倫したからと言って、その活動の評価を下げる必要のない表現者もいる」というのが当然の考えだと思うのですが。
まあ政治家、しかも今井絵理子のように何ら実績のない政治家が堂々(?)不倫しているようなバカな状況は咎められて然るべきだけれど、前にも書いたけれど、渡辺謙ほどの実績ある俳優が不倫したからと言って、今までに築いてきたキャリアまで否定するような国民であってはならないと思いますが。
ベッキーのように実態なくテレビで稼いでいる人は、不倫があろうがなかろうがさっさと消えるべきだというのも、わたしの中では「当然」の思いです。
極端な例を挙げれば、その生涯で殺人まで犯しているイタリアの画家カラヴァッジョの作品が永遠の生命を持っているように、広い意味での「芸」、つまり「作品」を創造すること人生を送っている人たち、つまり俳優、音楽家、作家、画家らに関しては、その私生活と作品は区別して捉えるべきでしょう。
それにしても8月4日の新聞テレビ欄のワイドショーのところを見ると、「斉藤由貴不倫」一色ですが、今更斉藤由貴の不倫がこんなにニュースになるのも驚きです。
そしてこの報道を受けて、ネットへ「子どもがかわいそう」とか「斉藤由貴にはもう仕事をさせるな」とか書き込んでいる人たちについては、「そんなことする時間に、漢字の一つでも覚えてなさい」とアドバイスを送りたいですね。
ま、斉藤由貴は好きではないのですが。