●どうにも目障りな、「カフェのテーブルで突っ伏して寝ている男子学生」と『かっぱえびせん 台湾ラーメン味』感想なども。

末尾ルコ「社会観察と食の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

今までにも何度か書いているけれど、どうにも気分が悪くなるのが、

カフェのテーブルで突っ伏して寝ている客。

ほとんどが学生で、しかも男がやっている。
本当に心身とも疲れ果ててカフェに辿りつき、どうにか注文したけれど、テーブルで眠り込んでしまった・・・という状態であればまだ分かる。
そして体調に問題があるとか、それなら致し方ない。
しかしもちろんそんな感じじゃないわけですね。
カフェのテーブルで突っ伏して寝ている(男子)学生の(わたしが目撃した)ほぼ全員は間違いなく、「公共の場」であるカフェと「大学構内」との区別がついていない。
大学の教室でだらしなく眠っている姿そのままなのである。
(その程度のことが分からないのかね)と注意したい気持ちはやまやまなのだが、うるさくしているわけでもないし、カフェの方針もあるので、差し出がましいことはできない。
それにしても、「大学で勉強している」とかそんな問題ではなく、この幼稚さ、「公共の場でどのように見られるか。感じられるか」にまったく神経が及ばない感覚・・・いかに高偏差値の大学であろうが医学部であろうが、家庭教育の失敗だし、その程度の礼儀を高校卒業までに理解させてない既成の教育機関、社会的雰囲気に大きな問題があるのも明らかだ。

ところで、12月1日の夜、わたしは『かっぱえびせん 台湾ラーメン味』を食したのである。
プレーンの「かっぱえびせん」については、現在のわたしはさほど積極的な支持者ではないが、新味が出るとつい手は伸びてしまう。
現に最近食べた新味でなかなか美味しかった商品もあったではないか。
というわけで、『かっぱえびせん 台湾ラーメン味』を食してみたのだが、「辛さ」には警戒していた。
スナック菓子なのに、やたらと辛いものもありますよね。
そして「台湾ラーメン」という名を初めて知った時、素朴に(台湾のラーメンなのだろうな)と(笑)思ったわたしなのだが、これは「名古屋名物」として著名になったのですな。

そんな『かっぱえびせん 台湾ラーメン味』・・・うん、悪くなかった。
さほど辛くもなく、マイルドでやや甘さも感じる辛子味。
もちろんここで、「こんな美味しいスナック、初めて食べたあ~」などと書けば、わたしは嘘つきになるわけだが、わたしは嘘つきではないので、

「なかなかよかったよ、『かっぱえびせん 台湾ラーメン味』」くらいに留めておこう。