●第75回ゴールデングローブ賞(2018)ノミネーションを素材に、映画の現状と2018年を展望。その9.ゲイリー・オールドマンは「神」か?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

第75回ゴールデングローブ賞(2018)主演男優賞(ドラマ部門)のノミネートされているゲイリー・オールドマンだが、斉藤工が言うには、「ブラッド・ピットはオールドマンを神と呼んでいる」と。
わたしはそこまでの思い入れは持ってないが、もちろんゲイリー・オールドマンは常に気になる俳優であり、今後も出演作を繰り返し観たいと考えている。
オールドマンが世界的に名を轟かせたのは『JFK』におけるオズワルド役で、出演シーンは少ないながら、その異様な雰囲気の醸成は背筋が寒くなるほどだった。