●第75回ゴールデングローブ賞(2018)ノミネーションを素材に、映画の現状と2018年を展望。その10.ゲイリー・オールドマン、チャーチルになり切り、主演男優賞獲得。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ゲイリー・オールドマンが映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』の演技で主演男優賞(ドラマ部門)を獲得した。
しかしウィンストン・チャーチルとゲイリー・オールドマンでは外見があまりに違い過ぎる。
小太りと大太りの中間くらいのチャーチルと細身のオールドマンでは。
そこで『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』の予告編を観てみると、そうか、「デ・ニーロ・アプローチ」なのね。
しっかり太ってらっしゃる、ゲイリー・オールドマン。
近年は「細身」以上に「枯れた」雰囲気も漂わせていたオールドマンだが、ここまで太るにはかなりのことをやったのだろう。
それでは以前の、「フェロモンむんむん」も復活できるのではないか、とか。

と、思ったのだけど、件の「オールドマン=チャーチル」、特殊メイクを大掛かりにやっているそうだ。
ふ~む。