●「言葉遣いが悪い人」は当然「モテない」という『しらべぇ』の調査結果に大きく賛同する!

末尾ルコ〈「言葉」による革命〉

わたしは言うまでもなく、「言葉遣い」について常に非常に極めて繊細かつ大胆に、時にクレイジーに運用できるよう意識しているし、人様の言葉遣いに関しても自然とその内容を瞬間的に、しかも深く吟味している・・・つもりだ。
そんなわたしが昨今の日本人の言葉遣いを(なっとらんじゃねえか!おらおらおら!!)と感じているのは当然のことであるけれど、実は案外世の中の人たちも「言葉に対する微細な感覚」を持っている人たちが多くいる(かもしれない)可能性を表す調査を見かけ、(なるほど、メディアが踊っているけれど、しっかりした感覚を心に抱いている人たちがいるのだな)と少々嬉しくなった私大、いや次第。

それは、『しらべぇ』編集部が行った、「全国の20代~60代の男女1,329名」を対象として、「言葉遣いの悪い人」についての調査を実施したというものである。

『しらべぇ』というサイトの調査にどれだけの信憑性があるかはわたしの関知することではないが、

〈「店員へのタメ口」やネット用語は恋愛対象外にも 言葉遣いの悪さを感じる瞬間4選〉
https://sirabee.com/2018/09/23/20161794692/

というタイトルの記事の内容がとても興味深く、個人的に(こうでなければ!)という部分が多いので取り上げることにした。
リンクしたサイトの記事は短く、棒グラフも載っていて分かりやすいので、ご興味ある方は見ていただければよいが、

「言葉遣いが悪い異性は恋愛対象外である」という人たちが全年齢で過半数以上、とりわけ30代、60代では男女とも70%を超えている。

そして具体的に「言葉遣いの悪さ」の代表的な例として挙げられているのが、

1店員へのタメ口
2ネットスラングを遣う
3攻撃的な言葉
4ビジネスの場で若者言葉

といった項目であるが、こうした言葉遣いの人間が顰蹙を買い、時に嫌悪されるのは当然のことだ。
そしてこうした言葉遣いの人間が、「恋愛対象とされてない」といった情報はもっと広く知られるべきである。

まあこれら項目に付け加えねばならないことも多くはあるが。
例えば、
〇新語・流行語の無批判な導入

「無批判な」という部分がポイントで、「新語・流行語」すべてが悪いわけではない

〇しょっちゅうヤフコメ欄などに否定的コメントを書き込んでいる人間

こういう人たち、モテるわけありませんわね。
しかし、「やればやるほどモテなくなる」くらいの共通認識は欲しいところ。
「言葉遣い」で「人間すべてが分かる」とまで言えば傲慢だけれど、現実的に「大部分」は分かることが多いのである。
例えば以前にも例として挙げたかもしれないが、カフェで近くのテーブルにいた女性3人組の中の一人、見たところ30代中盤くらいだと思ったが、

口に出す一文一文のほとんどに「超」をつけるのである。

「わたし、あれ超やってよ。超あの人、だそう(ださくて)よ。今でも、超お金無くてよ」

・・・とか、こんな具合。
わたしは、(30年以上生きてきてこれでは・・・)と感じたものだ。

このテーマ、わたしの活動のど真ん中であり、今後もどんどん取り上げていく。