●kokiなる15歳の人物は本当に可愛いのか、可愛くないのか、美脚七日、いや美脚なのか、ブルガリやシャネルに相応しいのか、さあ、どうだ?

末尾ルコ「社会観察の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

kokiという15歳の女性は木村拓哉と工藤静香の娘なのだそうである。
とりあえず、「モデル」という名目の人物なのだそうである。
ところが「モデル」としての実績がまるでない時点で、ブルガリ、そしてシャネルの「アンバサダー」に就任したそうである。
そんなkokiが初めて公の場に姿を現したというが、売れてる芸能人のお追従記事しか書かない『オリコン』は、

〈木村拓哉の次女・koki,、初公の場で堂々オーラ 今後の飛躍誓う「経験を宝物にして」〉

というタイトルで伝えている。

『クランクイン!』という映画&エンタメニュースサイトは、

〈koki,がスラリと長い美脚を披露 素朴な笑顔が「かわいい」と話題〉

というタイトルのお追従記事を書いている。

なにせいきなり「ブルガリ」と「シャネル」である。
かなりの厚顔無恥でもできることではない点は立派(笑)と言えるかもしれない。
「ブルガリ」と「シャネル」の名を何でもいいから取り合えず冠したかったという点、さすがは出品されてもいないのに『HERO』なんていう脱力映画を引っ提げて「カンヌ」で意味不明の行動を取った木村拓哉の娘であるとも居えるが、もちろんここは15歳の娘の意志よりも、立派な(笑)ご両親の意志を汲み取るべきである。
まあ、kokiのような人物がこうして取り上げられるのも、彼女のインスタグラムをフォローする約100万以上の立派な(笑)皆様が存在するからでもある。
「本当に美しいもの」を見たことないのかしらん?

「厚顔無恥」・・・一部日本人の大きな特性になりつつあるが、なにせカンヌにくまモンを持って行った御仁もいらっしゃるからなあ、しかし親バカ関係の厚顔無恥は日本だけではなく、例えば、ハリウッドスター ウィル・スミスが日本で行った記者会見で、隣に息子を座らせて売り出そうとしていたのには呆れてしまった。
それ以来もともと好きではなかったウィル・スミスに、「だれも望んでないのに記者会見で息子を隣に座らせた立派な(笑)父親」というイメージが拭えなくなった。

もちろん「七光り」でデビューしても、(笑)抜きで立派になった二世、三世なども少なからず存在する。
近年では奥田瑛二の二人の娘、安藤サクラと安藤桃子がその筆頭だろう。
この二人を「デビュー時は七光り」とするべきではないのかもしれないが、「取り合えず芸能界入り」するまでは、一般人よりも二世、三世の方が圧倒的有利なのは間違いない。
もちろんkokiなる「モデル」が今後、(笑)抜きで立派になる可能性はあるけれど、いきなり「ブルガリ」「シャネル」はいかにもあざと過ぎる。