●森永製菓『チョコフレーク』が生産終了と荻野目洋子&辻野隆三の関係とは?~友人とプロレス談議で意外な事実が!!

末尾ルコ「社会観察とプロレスの話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

森永製菓の『チョコフレーク』が生産終了ということらしいが、理由はもちろん売り上げ不振なのだけれど、さらにそうなった理由の一つが『朝日新聞』のサイトによれば、「スマホとの相性が悪く」ということらしい。
ただ『チョコフレーク』的商品はわたしも2か月に1回くらい買ってたんだが、森永製菓以外にも類似商品がありますよね。
ということで調べたら、日清食品も『チョコフレーク』を出している。
こちらはどうなるのだろうか。
「スマホとの相性」はつまり、「チョコが手にベタベタついてスマホの操作に支障を来たす」という話なのだけれど、わたしはスマホを使ってないが、確かに「手にベタつく」菓子やパンは敬遠する場合もある。
あと、手ににおいが、手を洗ってもすぐ取れない、ニンニク味やカルビ焼肉味的なポテチとか。
パンで言えば、デニッシュをシュガーコーティングしたようなものはかなりベタベタしますよね。
味はいいのだけれど、確かにあのベタつきで購入を控えることが少なくない。
『ニコニコニュース』では、かつて『チョコフレーク』のCMキャラクターを務めていた荻野目洋子が悲しんでいると伝えているが、わたし最近知ったんだけれど、荻野目洋子の夫が元プロテニスプレイヤーの辻野隆三なんですね。
しかし辻野隆三は元プロテニス選手といってもキャリア最高ランキングがシングルス354位、グランドスラム出場が1回で、しかも1回戦敗退というキャリアである。
同じテニス選手でも錦織圭であれば、すべての日本人アスリートの中でトップ、世界的に見ても「50以内」が普通というとてつもない収入を得ているのだが、354位となると、通常は生活に困るレベルである。
荻野目洋子と辻野隆三は高校時代から知り合いだったというので、二人だけにしか分からない世界があり続けている点は微笑ましいぞ、と。
幸多からんことを、と。

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9月27日に友人の男と久々にお茶を飲んだのだが、その人物はなかなかに高度な知性を持っていて、政治や映画、音楽、文学の話題などかなり高いレベルの会話ができる。
しかしプロレスや格闘技に興味を持っている風ではなく、いままでそうした話題をこちらも出したことないが、今回は「猪木の体調が悪そう」という話のきっかけから、案外彼がプロレスにも興味を持っていた事実が明らかに(笑)なるわけだが、しかし何とこの友人、「プロレスは真っ当に勝敗を争う格闘技」と信じているのですな。
わたしより年齢的には多少若いが、高い知性を持つこの友人でもまだこうした認識の者がいる。
非常に素朴にプロレスを語るので、わたしとしても、「いや、プロレスのほとんどは勝敗やストーリーがあらかじめ決められていて」とは言い出せず(笑)、「ブロディ、ハンセン組と馬場、猪木組がやったら、どちらが強いですかねえ」とか尋ねてくるから、「全盛期なら馬場、猪木組だろう」と、明確に解答をしておいたが。
しかし世の中にはプロレスを「八百長のくだらないショウ」とさげずむ者もおれば、この友人のように素朴な視線を注いでいる者もまだいろのだなと、複雑にして新鮮な感覚を持った次第である。