●台風24号の日、高知のスーパー『サニーマート』でいったい何が?~『RIZIN13』の放送席、「おのののか」や朝比奈彩よりも酷かったのが高田延彦であること決定!

末尾ルコ「台風の日と格闘技の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」


台風24号の日の夕食だけれど、午後4時過ぎにやや風雨が弱まったので、何かスーパーで買って食べようと外出した。
しかし、スーパーもスタバもTSUTAYAもBOOK OFFも洋服の青山(笑)も、最寄りのそうした店舗はぜ~んぶ普通に営業しているんですね。
「風速60m」の可能性があっても、そうそう休みにはしない。
利用者としては有難いけれど、職員の安全に対する配慮としてはどうなのだろう。
テレビでしきりに、「不要不急の外出は控えてください」と言っていて、避難勧告などが出ている地域もあるのに出勤・・・ううむ。
などと思考しつつ、高知のスーパー『サニーマート』へ足を運んだ。
さすがにお客はほとんどいないのですな、湯型の買い物時なのに。
で、総菜や弁当を置いているコーナーへ行く。
と、そこはある種のパラダイスなのであった
なぜか?
台風の影響でお客が来ないので、ほとんどの総菜コーナー商品が既に半額になっているのである。
(来てみた甲斐があった!)と、小さな幸せに小さく心を躍らせたわたしは、いつもなら価格的に手を出さない商品もポンポンとスーパーカゴへ入れていく。
スパゲティカルボナーラ、かつおたたきの土佐巻き、チキンサラダ、クオリティの高い(笑)焼き豚、チキンカツタルタルソース、クオリティの高い(笑)マカロニサラダ、田舎ちらし寿司・・・。
買い物を済ませて家に着いた後は風がひときわ強くなったけれど、充実の食卓を愉しんだ・・・のだが、食べている途中からどんどんお腹が張ってきた、というのはありますわね。

そんな9月30日、問題山積みの格闘技イベント『RIZIN13』を録画して無駄なところは早送りして観たわけである。
いきなりボブ・サップVS大砂嵐なんていう鬼畜カードで始まったけれど、元力士、ボブ・サップくらいに勝てよ!と言いたくなるが、まあ忘れよう。
『RIZIN13』の最注目カードは、堀口恭司VS 那須川天心だったが、個人的にはもう、総合格闘家がキックルールで戦うような試合には興味がない。
かつて行われた魔裟斗VS山本KID徳郁も名勝負だとは思わない。
ただ、堀口恭司VS 那須川天心を観て感じたのは、(やはり堀口は体が強いな)ということだった。

それよりも『RIZIN13』で「やはり」酷かったのが放送席であり、「メインキャスター」という名目で、「おのののか」や朝比奈彩とか、(なにこれ?)であるし、「応援ゲスト」が長嶋一茂、勝俣邦和、チュートリアル福田とか、いったい誰が喜ぶのか!である。
しかし一番酷かったのが、「RIZIN統括本部長」という名目の高田延彦だった。
とにかく、「凄い!」だの「信じられない!」だの「こんなこと初めてだ!」だの、まあこの通りではなかったかもしれないが、一事が万事こんな感じ。
果ては、「こりゃあ音速じゃなくて、光速だ!」とか「早過ぎて、何も喋れない!」とか、いやいや、高田がずっとこんな調子で無駄な音声を出し続けていたから、他の人間が喋れなかっただけのことである。