●看板・ポスター問題も何のその?「インモラル 片山さつき」とは何者か?~そして「やりまくり」自慢の自伝で知られる高市早苗大先生の「ねんね」。

末尾ルコ「政治の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

何かと話題の片山さつき内閣府特命担当大臣(地方創生、規制改革、男女共同参画)、女性活躍担当大臣だけれど、件のポスター・看板問題についてわたしはさる新聞紙上で、見過ごせない写真を目にした。
その看板は次の記事に掲載されている。
https://www.asahi.com/articles/ASLCN4V06LCNOIPE01D.html
ただ、今回のわたしの視点は条例違反云々の問題ではなく、この看板のデザインそのものに対してである。

この看板は片山さつき大臣の著書である『正直者にやる気をなくさせる!?福祉依存のインモラル (オークラNEXT新書)』の宣伝用に制作されたものであるというが、著書の装丁と看板のデザインはまったく異なっている。
著書の方はシンプルなデザインで、例えば表紙に片山さつきの顔が載っていたりはしない。
ところがビルの壁に掲げられた看板の方は、でっかい片山さつきの顔がドーン!というデザインで、「福祉依存のインモラル」という文字もデカデカ。
ところがそれだけではなく、「福祉依存のインモラル」という著書タイトルの「インモラル」という文字が「片山さつき」という名前のちょうど上に配されているので、一見すると、

「インモラル片山さつき」

という看板に見えてしまうではないか。
そしてもちろんわたしたち国民は、「インモラル片山さつきか、そりゃそうだよな・・・」と納得してしまうだけの説得力が片山さつきにはあるわけだ。
それにしても「インモラル片山さつき」に見えてしまう見事な看板デザイン、意図してやっていたのなら、おもしろいので褒めてつかわすところではあるのだが。

それにしても自民党も、目立つ女性議員は、片山さつきに加え、高市早苗、そしてあれだけの失態を見せながら、早くも復権した稲田朋美と、奇々怪々な陣容が揃っている。
そして「インモラル」と言えば、あの高市早苗大先生。
国会議員になる前は山城新伍の番組などでやたらと脚線美(?)を強調する服装でわたしは内心(わちゃー!)という気分になったものだが、「~ねんね」という語尾の関西弁も多様。
「~ねんね」と、「世間知らず」という意味の「ねんね」と高市早苗先生の不可思議な顔が重なって、多くの視聴者が眩暈を起こした・・・とは伝わってないが。
その「ねんね」じゃなくて、高市早苗大先生、

『30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる』(大和出版)という自伝的著書を以前出していることは知る人ぞ知るのである。
そしてその内容は次の記事にかなり詳しい。

・・・
「飲みィのやりィの…」離婚の高市大臣“肉食自伝”の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/209897/1

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まさに、「インモラル高市早苗大先生」!
わたしたち国民は、このような立派なセンセー方に国政を託しているのである!