●クオータ制では無理?日本に女性国会議員を増やす方法は?あるいは山尾志桜里とアントニオ猪木の遠くて近い関係とは?

末尾ルコ「政治の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

そう言えば、高市早苗大先生、国会議員になる前に山城新伍の番組へ出ていた頃から「八紘一宇ねんね」的な発言をしていて、その点ではまったくブレてないですな。
で、この前も触れたけれど、現在与党で力を持ち、メディアにもよく登場する女性議員は、

片山さつき
高市早苗
稲田朋美あたり。

で、野党はどうかと言うと、

辻元清美
山尾志桜里
蓮舫

さすがに福島瑞穂はメディアにあまり登場しなくなっている。

で、わたしはこれら日本を支え(笑)、わたしたちの生活や未来を鼓舞し続けてくださっている(笑)偉大な女性たちを意味もなく並べ、炎上必死のミスコンを催そうという不埒な構想を持っているわけではない。
ここでわたしがこうしてわざわざ並べたくもない(笑)名前を敢えて並べてみたのは、

「今の女性国会議員に、女性たちに憧れられるような人はいるか?」

というテーマを提示したかったのである。
解答は明確。
いない・・・ですよね。

「わあ~、片山さつきさん、素敵い」とか、
「うう~ん、高市早苗みたいなセックスライフ(?)を送りたいい!」とか、
「あふうん、辻元清美さんのヘアスタイルを真似たいん!」とか、
まああまりと言いますか、まったく耳にしたことはございません。

日本の国会、あるいは地方議会などにおける女性議員の割合の少なさはよく報道などでも取り沙汰されているが、

「女性に憧れられる女性政治家」

が一人でも出現すれば、状況は大きく変わる可能性があるけれど、出てこないですよね、そんな人物。
女性議員を増やす方法の一つとして、「クオータ制」がよく挙げられるけれど、政治家として相応しい女性の絶対数が少ない中で、無理矢理議員数だけ義務付けても失敗する確率の方が高そうだ。
なにせ日本の場合、政治に興味を持つ若い女性なんて滅多にいないわけで、この状況を変え、

「女性を含め、より多くの人が普通に政治を語れる土壌」

を作らないと何をやっても根無し草になってしまうと思いますが。

実は日本って、あらゆる分野で「土壌」を作ることに失敗しているんです。

あ、それと「政治の話をする」と言っても、頑迷に右や左に固着している人たちは、知識はあってもほとんど考えてないと同様ですから。

ところで山尾志桜里と言えば、ここ数年様々な話題で右的人たちの憎しみを買っているが、子どもの頃には舞台ミュージカル『アニー』で主役を演じている。
そしてその時ダブルキャストだったのが、アントニオ猪木と倍賞美津子の娘「寛子」だった。
しかし考えてみると、猪木と美津子が夫婦だった頃、倍賞千恵子は猪木の義理の姉だったわけなのですね。