●NGT48「事件」でテレビCM中止~しかし「秋元康商法」自体への批判がなければ、何も始まらない~まさに「オリンピック」の鑑!JOC竹田会長の「7分記者会見」。

末尾ルコ「社会観察で、知性と感性を鍛えるレッスン」

「NGT48」の山口真帆さんが自宅マンションで暴行を受けた「事件」に関するネットの大騒ぎは収束する気配を見せてないが、昨日は新潟市の水産加工の一正蒲鉾が同グループを起用したテレビCMの放送中止を発表という報道があった。
まあ当然でしょうが、そもそも自治体とこのようなアイドルグループがある種の結び付きを持つというのはどうなのか。
わたしはずっと以前から秋元康という人間がダメなので、彼の企画はできるだけ見ないようにしていたから、こうした大人数グループアイドルについてまったく明るくないのだけれど、この機会に取り合えず基本的なことを調べてみた。

AKB系のグループはこの1月現在で、日本国内に6グループ、日本国外に6グループ存在するという。
国内の6グループとは次のようになっている。

AKB48 (2005年)東京都・秋葉原
SKE48 (2008年)名古屋市・栄
NMB48 (2010年)大阪市・難波
HKT48 (2011年)福岡市(博多)
NGT48( 2015年)新潟市
STU48 (2017年)瀬戸内

       ()内は設立年

(あれ?何か足りないのでは??)と思ったら、AKB系の他に

「坂道シリーズ」というのがあって、そこに、

乃木坂46
欅坂46
吉本坂46が入っているんですって。

ははははは(←空虚な笑)

まあ今回の「事件」についてはネットが猖獗状態なのでわたしが加えることは特にないが、「この事件のみ」をどうこう言うのではなく、

「そもそも秋元康商法は?」
そして、
「AKB的グループが、日本社会の中心に存在していいのか?」

この2点を突き詰めるべきだと思う。

わたしは文化シーンというもの、エロ・グロ・ナンセンス何でもありでOKだと考えているので、AKB的グループが存在し、活動しているのは別にいいと思っている。
が、「日本社会の中心」にいてはいけないだろう・・・と、これが以前から一貫した主張なのであるのですね。
「坂道」を含め、これら秋元グループ、ずっと「日本社会の中心」に居続けているでしょう。

NHK大河『いだてん』の第2話が、12・0%と歴代大河の中でもかなりな低レベルのようだが、観もしない大河ドラマの視聴率など知ったこっちゃないけれど、NHKの異常な番宣ぶりをテレビ欄で見ていると、「低視聴率であるべきだ」とさえ感じる。

そう言えば「疑惑」のJOC竹田会長が記者会見を質疑応答なしの「約7分間演説」で済ませたそうな。

竹田会長に厳しい声 「質問なし、会見と呼べるのか」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190115-00000029-asahi-soci

このところわたしは、「東京」云々でなく、「オリンピック」そのものに拒否反応を起こすようになっているが、この竹田会長の態度、「オリンピックらしい」と言えば、言えるのである。
いよっ!竹田会長!!傲慢で、かっちょいい!