●わたしは、ウィリアム・カット出演作を3年連続映画館で観ていた。その4

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を磨くレッスン」

さてウィリアム・カット、結局映画界ではスターになれなかったけれど、テレビでは当たり役を得て、一時的にかなりの人気者になっていたと歴史は語っている。
『新・明日に向って撃て!』は映画史上の傑作『明日に向かって撃て!』の前日単なのだけれど、ポール・ニューマンの役をトム・べレンジャー、ロバート・レッドフォードの役をウィリアム・カットでは、そりゃあ無理筋というものでした。