●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記118日目~母の教え子のピアノの先生がお見舞いに。~シモナ・ハレプのウインブルドン優勝の余韻にいまだ浸っています。

末尾ルコ「母の話、テニスの話題」

7月15日(月)手術後118日目
転院82日目

母の3大趣味が、ピアノ、歌、短歌だというお話はこれまでにもしているが、このところずっと母がピアノを習っている先生は母の教え子の女性である。
「母の教え子の女性がピアノ先生」とはどういうことかというと、母は小学校教師だったわけで、その当時の生徒が現在の母のピアノ教師となったのです。
奇遇なのはそれだけではなく、母とそのピアノの先生は「名前も同じ」。
性格にやや激しいところのある母は今までいろいろなピアノだけでなく、短歌やコーラスの先生に習ってきたが、気が合わずに止めてしまったケースが多数。
だから短歌はわざわざ埼玉の先生に師事しているのだけれど、ピアノは教え子の先生にとても仲良くしてもらっており、今回のお見舞いも大感激。
1時間ほど話は大いに盛り上がったのです。

それにしても母が入院中に起こしてきたことの一部はピアノの先生にとっても可笑しいことが多いらしく、もちろん転倒などの話は別だけれど、例えば「あの看護師は好きだけれど、この看護師は嫌い」とか、「嫌いな看護師が来たときは体をバタバタさせて抵抗しようとした」とかのエピソードには大爆笑だった。


ともあれピアノの先生のお見舞いはとても有難たく、このところお腹の具合などで気分が沈んでいた母もいつ以来かという凛とした佇まいを発揮、元教師らしい雰囲気を漂わせていた。

「習い事」のお話をしたついでに書いておくと、母が通った習い事にはロクでもない「先生」が少なからずいたが、例えばある英会話教室。
若い男の講師が若い女性ばかりと盛り上がり、高齢者などはほとんど無視していたという。
こういう馬鹿外国人は即刻国外追放にすべきですな。
とまでは言わないが、そう言いたくなる勘違いぶりである。
わたしも長いこと英会話教室に通っていたから、そのような光景は少なからず見ている。
本国では「ただのにいちゃん」なのに、日本ではいまだ(欧米人なら誰でもカッコいい)と妄信している人たちがけっこういるので困る。

・・・

2019年ウインブルドン女子は、この数年間応援し続けているルーマニアのシモナ・ハレプが優勝ということで、わたしは今も満足感に浸っている。
2019年ウインブルドン女子は日本時間の7月13日午後10時スタートだったけれど、わたしは病室のテレビで観た。
テニスのグランドスラムも、全仏や全米はWOWOWでの放送なので病室では観戦できない。
ウインブルドンはずっとNHKが、日本人がらみでなくても決勝戦は生放送してくれているから有り難い。
いやほんと、今回はつくづく有難かった。
シモナ・ハレプVSセリーナ・ウィリアムズの決勝を観戦できるとできないでは大違いだから。