末尾ルコ「母の話、健康・医療・福祉・介護の話題」

8月20日(火)手術後154日目
転院118日目

8月14日だったか、病室へソーシャルワーカーが訪ねてきて・・・というお話は以前にしたが、その時聴いた内容の一つが、

「介護サービスを受けるにはケアマネージャーが必要」ということ。

このケアマネージャー制度に関しても見直しなど様々議論がされているようだが、取り敢えず現況を調べてみようと次に挙げるサイトをチェックしてみた。


「ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?」
https://www.acpa-main.org/caremanager/

で、少々長くなるがポイントを同サイトから引用させていただこう。

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介護保険法におけるケアマネージャー(介護支援専門員)は、「要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう市区町村、サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたもの(法第七条第五項関係)」と定義されています。

◎ケアプランの作成・管理
ケアプラン作成は、ケアマネージャーしかできない重要な業務です。課題分析(アセスメント)を行い、目標を設定したうえでケアプランを作成します。ケアプランとは、わかりやすく言えば介護サービスのスケジュール表のようなものです。
ケアプランに沿った介護サービス開始後は、定期的に要介護者の自宅を訪問し、健康状態やサービスなどをモニタリングも行います。また、目標達成できているか、不満はないかなどの評価もします。


ケアマネージャーと介護職員では給与にも差があります。ケアマネージャーの場合は26万円程度に対して、介護職員は介護福祉士資格を持っていても22万円程となっています。給与の違いは『業務内容の違い、役割の重要性』などによるものだと思います。

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ケアマネージャーの業務については他にもいろいろあるのだけれど、「ケアプランの作成・管理」が中心であるということ。
しかし退院後の母(首尾よく退院できればのお話ですが)についてはできる限りの時間わたしがついていようと思うので(入院付き添いをしている現在を考えれば、そのくらいのことは当然可能だ)、通常のケアプランとは違ったスタイルになると思う。
この点はしっかり話し合いをしていきたい。

そしてケアマネージャーの給与についてだが、以前お話した理学療法士の給与の時もお感じになった方は多いかったようだけれど、決して高いものではない。
ケアマネージャーのにどれほどの重要性があるかはわたしも今後実地に理解していけるだろうが、患者、そして患者の家族の状況によってかなり違ってくるのだと思う。

それにしても理学療法士、作業療法士、介護福祉士、さらにケアマネージャーなど、医療・福祉・介護などに関わる職業の給与がさほど高くないのは問題で(勤めている施設によって差がでるのだろうが)、この点についても今後積極的に取り上げていきたい。

母について言えば、入院中は本当に理学・作業療法士の方々に助けていただいている。
彼女ら彼らなしで、この長い入院生活は全く成り立たない。