●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記180日目~便秘解決の選択肢は、下剤、坐薬、浣腸、そして・・・母が初体験したこと。~『BALANCE POWER BIG 北海道バター』感想。20

末尾ルコ「母の話、健康医療、食の話題」


9月15日(日)手術後180日目
転院144日目

わたし自身数日便通が止まる状況は珍しくないのだが、その解決に便秘薬などを検討したことは一度もない。
と書いていて思い出したのは、もうずっと以前、その時は便秘状態がどうにも気分が悪くて、しかし便秘薬などは選択肢に上がらず、何度となく試したのが大塚製薬の『ファイブミニ』だった。
食物繊維入りのドリンクですな。
そしてわたしの明確な記憶においては、(『ファイブミニ』、効かないじゃないか!)とフラストレーションがたまっていたのである、あの当時。
これはもちろん「あの時期のわたしの身体に対しては」という経験であって、しっかり効く人もいるのかもしれない。
その意味では以前にも欠いたけれど、『ヤクルト』を毎日飲んでいても、とりたてて腸の働きが順調ということもない、わたしの身体には。
そう言えばヨーグルトもよく食べていたけれど、別に変らなかったなあ・・・。

などといったことを書いているのも、やはり母の便秘傾向は続いていて、入院中はすぐに「下剤を」という話になるのだが、他にも選択肢として坐薬や浣腸などもある。
ところが9月13日に母がやられた(笑)のは下剤でもなければ坐薬でも浣腸でもない。
何だと思います?
はい。

摘便。

「摘便」という方法、わたしもその存在は知っていたが、その日(9月13日)まで念頭から消えていた。
ところがその日の午前4時半、母が便意を訴え、4日ほどお通じがなかったから、(やった!)と思いつつ看護師(若い女性)にトイレへ連れて行ってもらった。
病室で待っていたけれどなかなか帰って来ないので、(十分出ているのかな)と思っていたら、しばらくして件の看護師に車椅子を押されながら帰還。
「いや~、大変なことやったで」と言う母。
そう、便座に座ってもしばらく出ない母に対してその看護婦、摘便を施したのだという。
「摘便」つまりお尻の穴に指を入れて便を掻き出す医療行為である。
母曰く、「すごく痛かった」(他にもいろいろ言ったが)

・・・

『BALANCE POWER BIG 北海道バター』(ハマダコンフェクト株式会社)
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この商品の存在は知らなかったのだが、いつも言っているスーパー(A MAX)で見つけた。
ハマダコンフェクト株式会社・・・まあ大規模な宣伝などしてないだろうな、と。
箱に入っていて、「2本160㎉,カルシウム230㎎、鉄2,3mg、食物繊維2,4g」を謳っているが、箱の写真は『カロリーメイト』にそっくりである。
しかし「北海道バター」という文字にわたしは惹かれてしまった。
人は「北海道バター」という文字を見ると(美味しいに違いない!)と思い込んでしまうものなのか?
食感はやはり『カロリーメイト』そっくりである(笑)。
それでもどことなく『カロリーメイト』より美味しい気分になったのは、ひとえに「北海道バター」という文字の効果なのか。