末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題」

10月27日(日)手術後222日目
退院後28日目

10月も終盤なのに、蚊っていうやつらもしつこいなあ・・・というお話を続けようかと思っていたけれど、その気が無くなったので止めまして、いや、またそのうち蚊のお話もするかもしれないけれど今回は止めとこうという意味で、未来永劫蚊のお話をしないという意味ではございません。

母の退院後、介護用品販売・レンタルの会社から介護ベッドと車椅子を借りている。
毎日2度は母と外出しているので車椅子はフル回転なのだけれど、退院後約1カ月、まだ「慣れた」とは言い難い。
もちろん以前よりは慣れましたけど。

車椅子は母が3月に入院するより前から使用してはいた。
イオン高知など大きめの施設へ母と行った場合、数年前から脚腰痛が強くなっていた母は長々と歩いてショッピングは難しく、施設に置かれている車椅子を借りて移動するようにしていた。
そしてもちろん入院中は院内を車椅子で移動。
けれど病院や客用の車椅子を備えている姿勢つは基本的にバリアフリーだからスムースに移動できます。
ところが一般道だとそうはいかないですね。
なんていうことは車椅子を押す生活、車椅子を利用している方をお助けする生活を送って長い人たちにとってはとうの昔にご存じだろうが、わたしにとっては新しい発見ばかりで、そうしたことを記していくのも意味のないことはないでしょう。
例えば普通に歩いておればまったく気が付かない程度の段差や凹凸でさえも、車椅子を押す初心者にとっては一瞬パニックになってしまう。
例えばある日『ひろめ市場』の駐車場へ車を停めたのだが、3階のエレベータ出入口の段差(的隆起)は、現在のわたしには母を乗せた車椅子を通すことができなかった。
もっと車椅子に慣れた人や力の強い人であれば通すこともできたかもしれないけれど、現在のわたしレベルの車椅子操作スキルではできないくらいの段差(的隆起)があるのだ。
このようなことは車椅子を押すという生活を経験せねばまったく気づかなかっただろう。
人生の中、家族がどのような状態になるかによって、世界は変わる。

また、車椅子を押しながら買い物をするのも大変で、こういうことも長く経験している方々にとっては今更な話題なのだろうが、初心者のわたしには毎日大変・・・というほどではないけれど、ある程度はきついなあというところだ。
車椅子を押しながら買い物とについてはネットで少し調べたけれど、まだ(これは!)という方法には出会っていない。