●我が母、心臓バイパス手術後、大転子部不全骨折後闘病記&退院後日誌37日~内科受診、良好だったHbA1c数値。~八千草薫のキャリアを愚弄するマスメディア報道。~グレタ・トゥンベリとジャンヌ・ダルク。

末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、マスメディア批判と世界情勢」

11月6日(水)手術後232日目
退院後38日目

11月5日の母の内科受診だが、その内容は概ね前の週に採血した血液検査について。
どの数値も総じて良好だった。
基準値よりも高い数値がいくつかあったが、それらも84歳という年齢を考慮すればさほその問題はないだろうということ。
もちろん油断はできないが。

今回特に目を引いたのがHbA1cの値。
HbA1cはご存じに方も多いと思うが、過去1~2ヶ月前の血糖値を反映する数値だ。
A病院の資料では基準値が4.9~6.0に設けられており、ずっとチェックをしてもらっていた脳外科の医師には、「年齢を考えたら、7.0以下ならまずまずで、できるだけ6.5くらいにしてほしいですね」と言われ続けていたが、だいたい6.7~6.8くらいが多かった。
1200㎉の食事が続いた入院中もなぜか6.8くらいが続いており、退院後は病院食ほどには厳密にコントロールできてないだろうから、(値が上がっているかもしれないなあ)と懸念していたけれど、今回は「6.5」である。
この6.5という数値はもうかなりの期間となるA病院通院開始以来最も低い数値で、こういう検査って分からないところがありますね。
ま、取り敢えず気になっていた退院後初の血液検査結果がまずまずよかったので、もちろん今後も気を引き締めて行きますが。

・・・

例えばあるTBSの「報道」番組で八千草薫の訃報を伝える時、その略歴について、

「数々のドラマに出演」とだけ伝えた。

「映画」の「え」の字も、その時は言わなかった。
こうなるともう「侮辱報道」と評してもいいだろう。
しかしこういうの、今回の八千草薫の場合だけではない、もうずっと前からこうだし、今後も悪化の一途を辿るだろう。
つまり日本のマスメディアは、偉大な足跡を残した先人たちを悼むことは決してないどころか、「侮辱・愚弄」し続ける。
この事実を念頭に、わたしたちはマスメディアを適宜批判し、時に抗議していくべきだ。

・・・

スウェーデンの16歳、環境活動家グレタ・トゥンベリが世界的にメディアを賑わしているが、この勢い、どこまで続くか。
グレタ・トゥンベリについては賛否様々取り沙汰されており、「否」を唱える人たちは彼女の背後で糸を引いている者の存在や、彼女の両親の与えた強過ぎる影響などを批判のネタとしている。
環境問題についてわたしはさほど明るくないので彼女の考えについて云々はしないが、国連でのスピーチなどを目(耳)にするととてもファナティックな印象は受ける。
つまりいささか危険な雰囲気ですね。
ただ、例えばジャンヌ・ダルクが歴史の舞台に登場した時はこんな感じじゃなかったのかなあ、年齢も同じくらいだし、などと想像もできて、今後も動向に注目したい一人ではある。