末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、日常描写の愉しみ」

11月26日(火)手術後252日目
退院後57日目

11月24日の日曜日のですな、ちょっとスターバックスからの帰り道。
夜11時過ぎくらい。
ちなみに母は毎日ほとんどの時間わたしが傍にいるけれど、手伝ってくれる者もいないわけではなくて、その人が来てくれている時は短時間ながら一人で外出することもあるのです。
で、夜道を一人歩いていると、若いっぽい(暗闇なので実際はよく分からない)女性が二人立っている。
帰り道なのでその側を通らざるを得なかったのだが、横切る時にどこからともなく(笑)小柄な中年女性っぽい人(暗闇なので「小柄」だけは確かだったのですが)がスルリと現れて、「ちょっとすみません」とかのたまいながらジャケットの下から何やらチラシのようなものを出そうとしている。
夜11時過ぎである。
ロクでもないものであること決定なので、「ぜんぜん必要ないです」と冷たく言い放って素通りした。
わたしは怪しげな営業や勧誘を冷たく断ること、大得意なのである。
実は20年近く前になるだろうか、母がある営業によってとてつもなく痛い目に遭わされており、あれは「詐欺まがい」だと今でもわたしの怒りは煮えたぎっており、いずれその「会社」に対しては何らかのアクションを起こそうと思っているが、ああいうの許せないんですわ、事情の分からない人たちを騙すやり口。
まあその当時はまだわたしが母の悩みとかを理解できてなかった、コミュニケーションが不足していたという反省もあるんです。
そんなこんなもあって、「母を絶対的に大切にする」という意識が育ったのであって、単純に「母が好き」とかそんな簡単なものではない、要するに「人間の、親子の、家族の歴史」と言う大きな命題なのですね。

ところでわたしは歯槽膿漏とかではないのですが、知覚過敏など歯や歯茎がいささか弱い。
冷たいものはもちろんのこと、温かいものもかなり沁みる部位がある。
それはまあそうなのだが、「同じ温度の飲食物で、同じ部位」でも暖かい気候の時期より寒い時期の方が沁みますなあ!
これって常識?それともわたしの歯茎だけ?
いずれにしてもこれから本格的な冬に入っていく時期、わたしの口中の苦痛はより厳しくなるのだろう。
ブラッシングはしっかりやってるつもりなんですがね、あれも「やり過ぎはいけない」ともいうし、またいろいろ研究しながら改善の方向へ進みたいものだ。