末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と音楽の話題」

12月26日(木)手術後282日目
退院後87日目

母が週2回通っている(わたしも付き添いで 笑)デイケアでお世話になっている介護さんの一人(女性)がこの前腰痛でお休みだった。
10月からお世話になり始めてずっと腰が痛そうな素振りなど見たことないのに、プロは偉いなあとあらためて尊敬。

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「年末・年始お薦め映画」として挙げた『風と共に去りぬ』についてまた。
優れた映画は何度観ても新しい発見があるものだし、実に多角的な愉しみが横溢しているところが他の芸術表現メディアとかなり異なっているのであるけれど、例えば『風と共に去りぬ』の場合、

「スカーレット・オハラ=ヴィヴィアン・リー」
「レット・バトラー=クラーク・ゲーブル」

という映画史上特筆すべき2大男女優が2大神話的キャラクターを造形している点が、あまりに巨大な鑑賞どころとなっている。

もちろんスカーレット・オハラ、レット・バトラーともにカリカチュアされたキャラクターであって、リアルな人間性を掘り下げているわけではないにせよ、あまりの大スターであっても演じている二人はわたしたちと同じ人間であり、その二人の人間がこれほどまでにカリカチュアされたキャラクターに憑依されているがごとき演技を見せてくれる姿に徹底的に酔いたい。
シャルル・ボードレールの『悪の華』にも「酔いたまえ」という高名な詩があるでせう。

映画に酔う
俳優たちに酔う

だけでなく、
映画『風と共に去りぬ』の中のスカーレット・オハラやレット・バトラーは「リアルな人間像」どころか「かなり突飛な人間像」として屹立しているのだけれど、その中からもわたしたちが学ぶことはいくらでもあります。

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12月24日は母と共にももいろクローバーZのライブヴューイングへ。
イオン高知のTOHOシネマズで午後7時からの上映でした。
母もわたしもももクロのライブヴューイングは3回目。
チケット代は一人分3500円です。
メンバーたちが本当に来るわけではない。
コンサートのライブ上映に3500円を高いとみるかリーズナブルと見るかは人それぞれでしょうが、わたしたちはももクロのそれだけの価値を見出しているのです。
今回はももクロ恒例のクリスマスイベントで、さいたまスーパーアリーナでの開催。
ももクロの熱烈なファンたち、すなわちかの高名な「モノノフ」などとは到底名乗れないももクロファン初心者のわたしだけれど、このクリスマスイベント「ももクリ」のクオリティの高さに大満足。