末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画と食の話題」

12月29日(日)手術後285日目
退院後90日目

『一週間フレンド。』という映画がありまして、主演が山崎賢人、川口春奈。
少女漫画を原作とした胸キュン映画でして、この内容に胸キュンするのはいかがなものかと思うけれど、母は若い男優を見るのが好きだから(笑)、だからこのところ母サービス、そしてわたし自身の後学のために少々無理しながらも中高生女子向けの胸キュン映画を観ることが多くなっております。
ま、そういうの観て、わたしは胸キュンしませんけれど、念のため(笑)。
いやしかし、今後胸キュン映画に胸キュンしないとは限らないからここで断言するのは止めておこう。
『一週間フレンド。』は予想通り二進も三進もいかない映画だったけれど、少なくとも母は「山崎賢人」という25歳の俳優を覚えた。

山崎賢人25歳、吉沢亮25歳、菅田将暉26歳。

『一週間フレンド。』の次に観たのが成瀬巳喜男監督の『放浪記』。
『一週間フレンド。』の直後に成瀬作品を観る人間がこの世界に他にいるのか?それとも俺だけか?・・・と持ち前のプチナルシストぶりを発揮するわたしだが、いやいやこちらも予想通り、『一週間フレンド。』と『放浪記』では、(これが同じ映画化?同じ日本映画化?)と度肝を抜かれるほどそのクオリティは違っている。
成瀬巳喜男の『放浪記』、凄い、とてつもなく凄い。
高峰秀子、あまりに凄い。

・・・

リンゴをカレーに入れる・・・と。
まあ珍しくもないのだろうが、わたしは初めてやってみたのでありますから、(どんな味になるだろう)と興味津々ではあった。
使ったリンゴは2個。
その内の1個は玉ねぎと共に炒め、もう1個はジャガイモ、人参とともに茹でました。
なぜリンゴをそれぞれ2通りの方法で調理(下ごしらえ)したかと言うと、ジャガイモと人参を入れた中鍋にリンゴ2個は入らなかったからです。
茹でた場合リンゴの荷重が湯に滲み出て溶け込むはずだから、当然ながらカレーそのものの味にも反映されるはず。
肉は豚を使い、炒めた後に他の具材と共に赤ワインで煮込んだ。
赤ワインはメルシャンの720㎖で300円程度のスゴいやつ。
でもこのワインでお肉を煮込むと、そりゃあワインなしで煮込むのとは随分と違う味になる・・・と感じるのは決して錯覚ではないと思うが。

そうこうして出来上がったカレー(ルーは『ゴールデンカレー』の辛口)は辛さに甘さと酸味が入り混じり、間違いなくコクも増して美味しくなっていた。
市販のルーだけではどうしても単調な味になってしまうんですよね。
だから市販のルーにひと工夫、ふた工夫という取り組み、今後も肝要と心がけるしだいでございます。