末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

1月20日(月)手術後307日目
退院後112日目

この1月から始まった連続テレビドラマをかっこう観ている。
別にテレビドラマが好きになったわけではない。
観てはいるけれど、(あ~、相変わらずだな)という感はより深まるだけ。
例えばNHK大河の『麒麟がくる』。
視聴者からは出演者たちのカラフルな衣装について賛否両論だったというけれど。
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麒麟がくる、極彩色に賛否「明るい」「目チカチカ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-01191066-nksports-ent
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「実は当時はあんなカラフルな服装だったんだよ」と言われたら、わたしは専門家ではないから言い返す言葉がない。
でも歴史学って、正解の出ない過去の出来事をあ~でもないこ~でもないと言い続ける学問だから、当時の風俗などはある程度以上勝手に想像する自由は誰にでもあるとも言える。
だからまあ大河ドラマでどんな風に描こうと勝手だけれど、何百年も前に人間を現代に引き寄せて描くのはやはり大いに違和感がある。
毎回目に余るほのぼのシーンとか・・・いや、ドラマの狙いが最初から「お笑い時代劇」ならそれもありだろうが、そうではないだろう。
『麒麟がくる』の第一話であれば、やたら爽やかで熱血な明智光秀とか、起きたら部屋の中に鉄砲があり、喜んでぴょ~んと跳ねる明智光秀とか・・・。
いや、もちろん明智光秀とはそんな人物だったのかもしれないが(笑)、わたしにとっては『麒麟がくる』第1話の描写は違和感しかなかった。

あと、民放地上波の連続ドラマもいくつか観ているけれど、どうして現在そういうことになっているかと言えば、実は「毎日3回食事する」習慣となったからなのだ。
つまり我が家は食事をする時にテレビをつけている習慣があるのだけれど(お行儀がいいとは言えないが)、かつての「1日2食」から3食になったことで、自然テレビをつけている時間が増えた。
けれど食事時間にただてれびをつけていてもロクでもない番組しか放送してない確率が高いから、ならばドラマでも録画しておいて流しておこうということである。
まあ『麒麟がくる』は主演の長谷川博己は割と好きなのですな。
それと、映画は当然ながら食事中には観ない。
集中して観るべきものですからね、映画は。
逆にテレビドラマは、(集中してどうする!)という感じで(笑)、こんな書き方をするとテレビドラマがお好きな方々は気を悪くするのだろうけれど、クオリティ的にはそういうものでしょう。
大河を含めテレビドラマの映像を「綺麗だった」という感想も目にするけれど、「小奇麗」と「美しい」は違うのですな。
もちろんテレビドラマ、おもしろいものもあります。
けれど映画のおもしろさやクオリティとはまったく質を異にしているものなのですね。