末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

2月18日(火)手術後335日目
退院後138日目

2月17日の昼は空に怪物のような雲がいくつか浮かんでいました。
その晩は南国土佐にも雪が降りました。
ほんの少しの雪。
次の朝積もるだろうか。
ニュースでは「3㎝ほどの積雪に」と言っていた。
けれどそれは平野部での話。
高知でも山間部では豪雪になると予報されていた。

映画の中の「雪のシーン」。
それは数あれど、何よりも真っ先に、しかもあまりにも協力に美しく、まさに瞬間的に蘇るのが、
『ルートヴィヒ』、
そう、ルキノ・ヴィスコンティのそれ。
エリザベート王妃はロミー・シュナイダー、そしてルートヴィヒ2世はヘルムート・バーガー。
と来れば、他の誰であれ侵攻不可能。
『カサブランカ』の、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンによるラストシーンのように。
「トロイメライ」・・・悪魔のように白い雪・・・見つめ合う二人・・・二人は王妃エリザベートとルートヴィヒ2世、つまりロミー・シュナイダーとヘルムート・バーガー。
誰がこの「国」を侵攻できるというのか。

このところ少なくとも1日に1回はサラダを食べてます。
もちろん母も。
と言っても、自作のサラダではなくて、スーパーやコンビニで売ってるカット野菜のサラダ。
店舗によってはけっこう多種類あってたのしい。
こうした商品、緑黄色野菜はほとんど入ってないのが多いから栄養面ではさほど期待してないが、繊維は摂れるし、何よりも気分がよくなる。
そう、サラダを食べると何とはなしに気分がよくなる、体だけでなく心もスッキリすると感じてます。
幸い母は野菜が大好きだから、これからはこうしたサラダもフルに利用しつつ、そうですね、ケアマネさんとも話したんですが、少しずつ絞り、半年くらいのスパンで「55㎏」くらいにはしたいなと。
この2月にはA病院の内科と脳神経外科の受診がある。
これだけ体重が増えていたら、ある程度数値に影響があってもおかしくはないと心構えはしておかねばならない。
でも血液検査の数値の多くは適正な努力で改善できますからね。

母と言えば、橋本環奈はいいけれど、上氏ら白石萌音はダメなんです。
もともと好き嫌いがはっきりしている方なのですが、最近若い俳優たちの映画も一緒によく観ているので、誰を好きになり誰を嫌うかが、多くが今年になってから知る俳優たちばかりなのでより明確に表れて興味深いんです。
総じて、男優に甘く女優に厳しい傾向がありますが(笑)。
有村架純は好きだけれど、広瀬すずも広瀬アリスもピンと来ないとか・・・「嫌う根拠」がよく分からないだけに、一緒に鑑賞しててスリリングです。
まあ、ご高齢の方々との会話は、「ワンパターン」にならない方がいいというのがわたしの考えでして、このような母とわたしのやり取りからもぜひ何かを感じ取っていただきたいと思っています。