末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、車の話題」

2月20日(木)手術後337日目
退院後140日目

そう言えば、わたしの自家用車の破損の件ですが、予想通りオイルパンの破損でした。
2月17日の午後に再びJAFに来てもらい、レッカー移動で概ね隣町の修理屋さんへ運んでもらいました。
助手席へ乗せてもらっている時の、JAFのスタッフさんとの会話。
「車止めへ乗りあげるなんて、何をしてるんだって感じですよね。我ながら情けない」
「そうですね、僕も子どもが生まれたばかりの時に事故起こしましてね。けっこう長く療養したんですが、ものは考えようで、怪我を治したらまた仕事もできるし、子どもも育てられるとね。死んだら何にもできませんから。命があってよかったし、怪我も治る怪我だったですから。もしあの時自分が死んでたら、奥さんも一人で子ども育てるゆうても大変やし、まあこうして今仕事できゆうだけでも有難いもんです」
・・・とてもシンプルなお話だけれどやや消沈しているわたしを力づけようとしてくれている。
そしてご本人の体験談であり、今ではこうして軽い口調でお話してくれるけれど、時候当時の身体のダメージはもちろん、どれだけ大きな精神的葛藤があったか想像に余りある。
車屋さんまでの短い時間だけれど、「人情」というものを感じられて心地よかった。

昨年の10月から母の車椅子を押す生活を始め、今までそうですね、「人情」を感じさせていただけることが実に多いです。
ネットなどでよく見たり聞いたりする体験談では、身体障害者の方々、高齢の方々、あるいはベビーカーを利用している方々に対して冷たい態度を取る人たちも少なからずいるようですが、わたしは今のところそうした態度に直面したことはありません。
今後「悪い態度」の人たちと出遭ってしまうかもしれないけれど、今のところいろいろな場所で有難い態度をしてくれる人たちに出会え、(「人間の心」は信頼していいのだな)という気持ちにさせられることが多いです。
もちろん当ブログへ心の籠ったコメントをくださる方々にも、いつも大きな感謝の気持ちばかりです。
「言葉」って本当に大切。

今回の車体破損はとても痛かったのですが、前にもお話したいように、ずっと以前からお世話になっていた中古車販売・自動車修理工場のオーナーさんがお亡くなりになり、新たに修理などを気軽にお願いできるところを探さねばならなかったのだが、この機会に纏めて近場の車屋さんを探すことができた。
で、選んだ車屋さん、とてもよかったです。
すぐに代車を用意してくれ、しかも翌日には修理完成。
修理代も「21000円強」くらいで仕上げてくれました。
オーナーさん、スタッフさんの応対もとても気持ちいいもので、取り敢えず今後はこの車屋さんにいろいろお願いするつもりです。