末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画」

5月18日(月)手術後421日目
退院後227日目

新型コロナに関しては秋以降に第3波、第4波などが来るのではと予想する専門家も多く、当面の感染者確認数に一喜一憂すべきでないが、まあ何にせよその都度の感染者確認数が増えるよりは減る方がいいし、日々の生活の自由度が上がる方がいいに決まってはいる。
ただ実は今から頭を悩ましていることがあって、それが母の「歌う会」なのですね。

退職した小学校書生教員で作るグループの「歌う会」へは母の隊員依頼付き添いとしてわたしも月一回の会に顔を出させていただいていたのですが、新型コロナ流行でもちろん春先から中止。
もちろん復活してほしいけれど、しかし復活したからといって、精神的抵抗なく参加できるかどうか・・・これはとても難しい問題です。
なにせ参加者の方々は高齢の女性ばかり。
そして会の内容が「合唱」なのだから、ちょっとこれはねえ、「復活しました」「はい、行きます!」という気分になるかどうか分からない。
まあまだすぐの復活はないとは思いますが、かと言って、このままずっと「復活できない」ではあまりに寂しいし・・・。
これが今頭を悩ましていることの一つです。

・・・

デヴィッド・リーン監督と言えば、『アラビアのロレンス』の革命的な砂漠描写で映画史に大書される不動の作家であるけれど、『ろれんす』と比較すると『ドクトル・ジバゴ』はイマイチ・・・というのが一般的な評価である。
わたしは『アラビアのロレンス』も『ドクトル・ジバゴ』も何度か鑑賞しているが、同様の感想だった。
ところが最近BSで『ドクトル・ジバゴ』を放送したので久々に観てみたら、これがもう素晴らしいのなんの。
驚きました、はっきり言って。

『ドクトル・ジバゴ』は言うまでもなくボリス・パステルナークの原作を基としていて、つまりロシア革命前後のロシア及びソ連の社会状況を背景に、主人公ジバゴとその愛人となるラーラの物語が紡がれるのですが、原作との相違点を論っても意味がないのでしない。

ところで『ドクトル・ジバゴ』のテーマ曲と言えるモーリス・ジャールによる「ラーラのテーマ」はわたしの最も愛する映画音楽の一つです。

ドクトル・ジバゴ - ララのテーマ / Doctor Zhivago 1965
https://www.youtube.com/watch?v=ids6FDmQpFw

この曲を聴くといつも心がかき乱されます。

他にも好きな映画音楽いっぱいありますが、例えば、

「ひまわりI girasoli」サウンド・トラック
https://www.youtube.com/watch?v=MFfhoW7H_do

うわあ、また観たくなってきたな!