末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

5月20日(水)手術後423日目
退院後229日目

『愛と青春の旅立ち』をこれまた久々に観たのです。
いや、なかなかよかった。
「よい」ところはいっぱいあるけれど、その中の大きな一つ、それはデブラ・ウィンガーなのですね。
デブラ・ウィンガーはこの作品の中、製紙工場で当たらく女性の役なのですが、初めて登場するシーンからハッとするほど美しい。

『愛と青春の旅立ち』、母と干渉しましたが、母、大大大満足。
クライマックス近くからはずっと泣いてました。

・・・

『いいね!光源氏くん』がなぜおもしろいかと言いますに、何よりも主演の千葉雄大と伊藤沙莉の魅力、頑張りによります。
あ、わたしよくテレビドラマの批判をしてますが、テレビドラマにもおもしろいものがあること分かってます。(あまりないですけどね 笑)
ただ、原則ですが、「映画と比較するのは止めましょう」ということ。

『いいね!光源氏くん』は一見肩の力の抜けた演出、そして俳優の演技が30分枠のテレビドラマに相応しく、心地よく愉しめます。
ただ、登場人物が増えてきてからはややおもしろくなくなってきた。
この辺りは難しいところです。
それと、例えば「外国人キャラクター」を登場させるのであれば、厚切りジェイソンなんかを使うのではなく、日本人俳優を外国人役で使う方がおもしろいのではないかと思ったりしました。
せっかく千葉雄大、伊藤沙莉がプロの力量を見せているのに、いきなり厚切りジェイソンが闖入してきて違和感満々でしたから。

『いいね!光源氏くん』の伊藤沙莉はいいですね。
もともと本人、「ももクロの茶色メンバーです」と公言していて好感度大。
わたし、ももクロファンですから。
ちなみにももクロのリーダー「赤担当」の百田夏菜子、ファンの間ではよく「色気がない」とネタにされているけれど、実はとてもセクシーです。
伊藤沙莉ですが、1994年生まれ。

http://www.alpha-agency.com/artist/post-2.html

『いいね!光源氏くん』の中で彼女は、「ちょっとした表情の変化」で感情の機微を表現している。
悦び、恥じらい、腹立ち、せつなさ・・・伊藤沙莉のアップは決して大芝居をすることなく、しかし鑑賞者は自然と彼女の心に同調していく。
要するに素晴らしい「映像演技」なのですね。
わたしこのような演技を見せてくれる俳優たちが大好きなのです。

『いいね!光源氏くん』、母とともに観てますが、母、たいそう愉しんでます。