末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、映画の話題」

6月3日(水)手術後437日目
退院後243日目

5月後半、母の歯科医通いを復活させました。
当ブログを定期的にご訪問くださってる有難い皆様の中にはご記憶の方もいらっしゃるでしょうが、母は2019年3月に心臓(冠動脈)バイパス術を受けたのですけど、その冬の1月末に口の中の出血が止まらずに救急車を呼んだこと。
結局歯科医へ行って、「入れ歯が劣化して尖った部分ができて歯茎を傷つけていた」ということが分かり縫合で止血したわけです。
そのついででもないけれど、他の部分もチェックしてもらい、入れ歯を作り直してくれる段取りだったけれど、心臓(冠動脈)バイオアス術からの長期入院で歯の治療どころじゃなくなって今に至ったわけです。
退院後はずっと歯科医のこと意識してましたが、2020年に入ってよもやのコロナ。
歯科医での治療は感染リスクが高いという情報もあったのでずっと様子見だったのですが、現在のところ国内では歯科医から患者に感染した例はないようで、そして母が「前歯が揺れている」と気にし始めたのでこの度の受診となりました。

歯科医は去年から行き始めたところへ。
主治医をはじめ、スタッフ全員が女性で、雰囲気が柔らかです。
子どもの頃わたしが通っていた歯科医はヒステリーのように怒りまくるおじさんだったんですわ。
今でもどうして歯の治療に行ってあれだけ怒鳴られなきゃならなかったか、その理不尽さが納得できないくらいです。
まあわたしの子どもの頃は学校の教師もヒステリーのようなキャラクターで当然という感じの人がいました。
でも今でもネットの世界でもヒステリックな人、多いですね。
感情剥き出してキーキー言い出すような人とまともに相手しても仕方ありません。
ところがこういう人たちに限って、自分が「感情剥き出しヒステリー」という自覚がないんですね。

で、母の歯科医治療ですが、今後4回の予約を取って、入れ歯を作っていくことになりました。

・・・
母の最近の映画ベスト1候補となった『運命の女』についてもう少し語りましょう。
母はもう、ダイアン・レインが若いフランス人に誘惑されるあたりから夢中になりましたね。
映画に没入するという、映画鑑賞のあるべき姿、理想的な映画鑑賞状態となりました。
つまり、

先へ先へどんどん観たい!
この映画を観終わるまでは他のことなんて何も興味が持てない!!

という感じの精神状況。
ある程度以上映画鑑賞経験が増えると案外このゆな状態にならなくなるものだから、羨ましくさえありました。
クライマックスでは「リチャード・ギア、かわいそう!」と夫役のギアにぞっこん感情移入。
この辺りの感覚は、人によってかなり違うでしょうね。