末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、音楽の話題」

6月24日(水)手術後458日目
退院後264日目

6月22日はこの6月3科受診の3科目である高知赤十字病院心臓血管外科へ。
午前10時30分の予約だったが心電図と胸部レントゲン撮影を前もってしておかねばならないので9時過ぎには家を出た。
車椅子用の駐車場は当然ながら玄関に近く、しかも日陰になっている部分も多いから停めたかったのだけれど、さすがに朝から満杯。
一般スペースで病院の建物に近いエリアへと誘導してもらう。

2階Bブロックで待機している外来さんたちの数を見て(多い!)うわっ!と感じたが致し方ない。
しかし心電図、胸部レントゲンを終えた後待合へ帰ると外来さんの人数は多少減っていた。
この時点で9時40分くらい。
思ったよりも早く段取りが進行している。
診療予定の時間が10時30分、少なくともその前後くらいまでは呼ばれないだろうから、此度は暇を持て余さないように準備をしてきた。

『楽器学入門』(守重信郎著)である。
写真や図番も豊富なこの本、「音楽大好き」と言いながら楽器の種類や名前などいまだ曖昧なわたしが少しでも音楽知識を増そうと殊勝な心掛け。
このところ母とクラシック音楽番組を視聴する機会も多くなっており、ぶっちゃけ母も楽器について曖昧な知識だから一石二鳥?
待ち合いで椅子へ掛けたままペラペラとページをめくり、目ぼしい楽器の名称を写真と対比しながらノートに書いていく。
「楽器名」自体は知っているものが多いけれど、それが(どのような形態の楽器であるか)が案外結びつかないので写真を見ながらというのが重要。

しかし『楽器学入門』作戦はしっかり功を奏したのでした。
「ただ待つだけ」の小一時間はとても長いけれど、『楽器学入門』をめくり、書きつけながらの小一時間はアッという間だった。
そして何と10時20分ごろにわたしの手にした受付番号が電光掲示板(?)に表示される。
母退院以来、移転新装なった高知赤十字病院で、診察予定時間より前に番号が表示されたのは初めてだ!
ま、退院後まだ3回目に過ぎないのですけどね。
そして「番号表示」で即刻診察が行われるわけではない、高知赤十字病院の場合。
診察室の近くでしばらく待機、既に待っている患者さんの診察が終了してから呼ばれるわけでして、結局実際の診察が始まったのは、「10時45分くらい」でした。
まあそれでも予想よりはかなり早かったです。
診察室へ入るといつも通り快活かつ魅力的なI医師が「おう、お久しぶり!」と迎えてくれた。

つづきます。