末尾ルコ「母の話、健康医療・介護福祉の話題、日常の出来事」

6月26日(金)手術後460日目
退院後266日目

その6月22日、母の心臓血管外科受診の日のお話しが続くのだけれど、ああもう本当にこんなことを書きたくないけれど、診察が終わり支払いも済ませたのが午前11時頃。
既にお話しした通り、「次回の診察」は「1年後」となったし、わたしはある程度以上の解放感に満たされながら母の車椅子を押して駐車場へ向かった。
なかなかに暑い日だけれど、母を車へ乗せ、わたしも乗り込む。
まだ夏の真っ盛りほどの暑さではない。
車の中もさほどの熱さではない。
まだ正午までは時間がある、スターバックスに寄って帰ろう。
と、前進駐車した車をバックさせ始める・・・と、すぐに
ああ、すぐに
「音」が。
「あの音」を言葉で何と表現していいか。
「ドカン」でもないし「ガシャン」でもないし「愚者」いや「グシャでもないし、
もちろんこの俺、いやわたしがこの件に関して

愚者

であることは間違いない。

つまりわたし、バックしてて背後に駐車していた車の前部にぶつけてしまったのです。
つまりつまり、

「駐車場内における接触事故」を起こしてしまった。

それにしてもこの「当ててしまった瞬間」の白昼夢(昼でしたから)のような非現実館たるやすごいものがある。
といった書き方ができるのも結果的に軽微な接触事故だったからであり、相手方の車にはその時誰も乗ってなかったから不幸中の幸いだったのだが。
(当ててしまった!)と理解できてからすぐに車を前進させても時間は戻らない。
(こういう場合どうするべきだったか・・・)と考え始めたくらいに駐車場の誘導員さんが駆けつけてきた。
わたしだけならまごまごしてただろうからこれは助かった。
わたしが当ててしまった車の持ち主を呼び出す院内放送を段どってくれ、間もなく女性二人がやってきた。
お母さんとその娘さんであるということで、駐車中の車に当てられたにも関わらず、助手席に母を乗せているわたしに対して「大変やったねえ」と気遣ってくれさえした。
こういうのって、怒る人はすごく怒りますよね。
だからわたしの無様な運転ミスによる接触事故に対してこのような態度を見せて下さったお二人には感謝しています。

で、そのお二人としばらく話をし、警察を呼び、警察官が来て双方の事情聴取的なことをやりました。
接触事故(と言いますか、バックして「当てた」のであって、「接触」というニュアンスとは違って感じますが、「接触事故」と称されてました)を起こしてからだいたい1時間程度、警察の人が、「じゃあもうお帰りになってかまいませんので、おうちの方から保険屋さんへ連絡しておいてください」となった。