●末尾ルコ フラグメント「猫、発見」篇。

「猫、発見」

本を整理しようとして、
もちろん「しようとした」から
できるものでもなく
だいたい「目に入る範囲」の整理となり
でも「目に入る範囲」でも
発見があるのが数え切れない本というもので
三島の作品の中でもずっと忘れていた
「美徳のよろめき」なんぞが出てきたとなれば
これも「発見」である。

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ぼくの素敵なネコは
毎日「発見」を促してくれる
最高の素敵なネコさ!