ボストンマラソン爆弾テロ事件とその犯人逮捕に至るまでの102時間を描いた映画『パトリオット・デイ』は、もちろん米国人の愛国心をいたく刺激する作品であるという点注意が必要だが、一本の重厚なサスペンス映画として観れば、非常によくできたものとなっている。