相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演「セーラー服と機関銃」は、もちろん相米慎二監督だから、「映画ならでは」のエロスとタナトスが濃厚に漂っている。
象徴的なのが、作品のラスト、セーラー服なのにハイヒールを履いた薬師丸ひろ子のスカートが翻るシーン。
少女と大人のギリギリの段階でしかあり得ない、危ういエロティシズムを醸し出しています。