主人公の佐野次郎左衛門を演じているのが片岡千恵蔵なのだが、この人が銀幕の大スターだった歴史的事実は、特に平成以降を中心として生きている人たちには分かり難いだろう。
顔は大きく、体は小さめで、今で言う「イケメン」とはかなり隔たった容貌である。