「デイ・オブ・ザ・デッド」スティーヴ・マイナー監督

ゾンビ物にまったく思い入れがなく、ゆえにジョージ・A・ロメロの作品にもとりたてて思い入れがないものだから、ゾンビが速く動くからといって腹を立てたりはしないのだが・・。それにしてもこの作品のゾンビ、スピーディ過ぎるのである(笑)。それにしてもこれだけゾンビの動きが速いと敢えて「笑い」を狙っているのかとも思うが、映画全体に漂う雰囲気には、そのような高邁な(笑)意志は感じられない。「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリが無理のあり過ぎる「伍長」役で出ているが、「ケロロ軍曹」の中で「伍長」と言えばギロロである。