わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「恋多きヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

・・・

「はい、女は魔物」

う~ん、いいセリフだねえ。
「はい、女は魔物」

母(うたちゃん)が入院中から、もちろん体調が安定したきだした入院終盤の2か月の間くらいですが、もともと朗らかで愉快な性格の母(うたちゃん)ですし、もともとサービス精神満々のわたしなもので、病院のスタッフさんたち、特にセラピストさん(理学・作業療法士)や看護師さんたちに小芝居や歌を披露して喜んでいただいていた。
このおもしろさ、たのしさ、実際に見ていただかないとなかなか分からないでしょうが、そうですね、このアクティビティのお伝え方法もまた考えてみます。
ま、要するに母(うたちゃん)とわたしで1~3分の小芝居、歌などを披露して、セラピストさんや看護師さんなどに愉しんでいただいていた。
その方法論を現在スターバックスでもやってるんです。
そんなアクティビティの中の「キメ台詞(フレーズ)」の一つが、

「女は魔物よ」

まあ「女は魔物」っていうフレーズ自体は昔からありますけどね。
でもわたしが特に特に特に気に入っているのがあの映画の中のほら、中村玉緒がにした、

「はい、女は魔物」っていうのね。

うん、『眠狂四郎 炎情剣』の中でね。

もちろん眠狂四郎は市川雷蔵ですわ。